私たちは、変化していく日々の中で、子どもたちと保護者の皆さんが安心して安全に過ごせるように、今まで以上に気をつけていかなければなりません。
あかちゃんは、自分の手や、おもちゃや、周りにあるものを舐めたり触ったりすることを繰り返しながら、存在を確かめ学んでいきます。少し大きくなると、お友だちと一緒におもちゃで遊んだり、触れ合ったり、公園でもたくさんのお友だちが使う遊具で遊びます。手を洗い、おもちゃを洗い、消毒をします。床もトイレも使用する毎に拭き掃除をします。
実はそれは今までと同じなのです。1番難しいことは、距離をとること、密にならないようにすることです。それは到底出来ることではありません。はなれてはなれて!とは出来ないし、抱っこもたくさんします。たくさん語りかけるし、子ども同士の言葉のやりとりや、私たちとの会話もとても大切にしています。
子どもたちの健康を守ることは、心身も守ることで、その中には「心」も入っています。大人になっていく中で、自分で選択して、物理的にだったり、心の中でだったり、相手と距離を置くということもあります。ですが子どもたちの今の時期には、そばにいたい、一緒に遊びたい、抱っこされたい、など、人が生きていくうえで、とても大切なことを求め学んでいる時期です。「子どもたちの気持ちや、心の自由が守られること。」このことも忘れてはいけないと強く思っています。
環境や対策も含めて、私たちに今出来ることは何なのか、日々話し合いながら保育をしています。